Juice=Juice 『ポップミュージック』の元ネタまとめ


Juice=Juiceによる新曲『ポップミュージック』が発表されました。

Juice=Juice『ポップミュージック』(Juice=Juice [Pop Music])(Promotion Edit)


聞いてみると、ひと時代昔の音楽にどこか似ています。実際に昭和歌謡曲、テクノポップなどの様々なオマージュが隠れているようです。これらはいわゆるポップミュージックなのですが、では今も昔もずっと続いているこのポップミュージックって結局何?・・・それがこの曲のテーマでもあります。

Pop Muzik / M

『ポップミュージック』を聞いてまずはじめに聞こえてくるのが、”ポッ、ポッ、ポッ、ポップミュージック”というリフレインですが、これは”Pop Muzik”から来たものかもしれません。

M – Pop Muzik (Official Video)


1979年に発売されたこの曲は、ロビン・スコットが自身を”M”と名乗って発表した曲です。テクノポップの初期のヒット曲。アメリカでは1位にまで上り詰める大ヒットでしたが、”M”の楽曲はこれ以外ヒットしませんでした。女性のバックボーカルはロビン・スコットの妻であるBrigit Novikです。

関係ないのですが、ロビン・スコットの日本版Wikipediaでは
http://www.robinscott.org/が公式サイトとされているのですが、飛んでみたら企業のサイトでした。正しくはhttp://www.robinscott.uk/のようです。


Y.M.C.A / Village People


その次、歌詞に入る前のメロディは、Y.M.C.Aの前奏とよく似ています。

Y.M.C.A.

この曲はゲイ向けに結成されたアメリカのグループVILLAGE PEOPLEによって、1978年にリリースされました。日本では、1979年に西城秀樹さんがカバーしたものが有名です。なるほどポップミュージックですね。


Gimme! Gimme! Gimme / ABBA


『ポップミュージック』の歌が始まりだした際、後ろで聞こえるのはこの曲のイントロで(00:20くらい?〜)。

Abba – Gimme! Gimme! Gimme! (A Man After Midnight)


ABBAは70年代を代表するスウェーデンの音楽グループです。この曲の他にも『ダンシング・クイーン』などが大ヒットしています。この時代を生きた人なら聞いたことのない人はいないでしょう。ポップミュージックですね。



The Hustle / Van McCoy


1番が終わり、(Juice=Juiceの動画で00:58くらい?〜)間奏に入ると、この曲が聞こえてきます。

(下の動画で00:36くらい?〜)

Van McCoy – The Hustle And Best Of – The Hustle (Original Mix)


Van McCoy and the Soul City Symphonyによるこの曲は、日本でも大ヒットして、多くのCMなどに使われました。”Do the Hustle“の掛け声が特徴的ですが、これも多くの曲で引用されています。

例えば、この曲『ドリフのバイのバイのバイ』です。ドリフターズは、色々な曲で当時流行っていた曲のフレーズを自由に叫んでいることが結構ありますが、その一例です。


全く関係ないですが、このドリフターズの曲自体添田さつきの『東京節(パイノパイノパイ)』が元ネタですし、東京節もアメリカの『ジョージア行進曲(Marching Through Georgia)』が元ネタです。このように、音楽は受け継がれていくものなのかもしれません。



Can’t take my eyes off you / Frankie Valli (Boys Town Gang)


“ネットもメールも使いこなす…”のあたり(Juice=Juiceの動画で1:29くらい?〜)で耳をすませて聞いてみてください。この曲のサビ前の間奏が聞こえます。

(下の動画で 1:20くらい?〜)

Frankie Valli – Can't Take My Eyes Off You (Official Audio)



日本で有名なのは、Boys Town Gangのバージョンかもしれません。上のFrankie Valliはオリジナルバージョンです。こちらも全米2位の大ヒットです。作者はFrankie Valliとともにフォーシーズンズを結成しているBob Gaudio(とプロデューサーのボブ・クリュー)です。

Boys Town Gang – Can't Take My Eyes Off You


甲子園の吹奏楽でもたまに耳にする、ポップミュージック史に輝く名曲です。


Le Freak / CHIC


曲は終盤になり、”JUICE=JUICE”と言う掛け声の入る場面です。(Juice=Juiceの動画で3:51くらい?〜)


この曲を参考にしていると思います。(下の動画で 00:10~)が分かりやすいですが、”FREAK OUT!”と歌っているところを、ポップミュージックでは”Juice=Juice”と変えています。

CHIC – Le Freak (Official Music Video)


70年代後半にディスコがブームとなりました。この曲はディスコブームの代表と言えます。邦題は『おしゃれフリーク』と、ずいぶんおしゃれな名前が付けられています。





まだあるはず


今回は、Juice=Juiceのポップミュージックに隠れている洋楽として6曲をご紹介しました。これをパクリと言ってしまえばそれまでで、隠れている本当の意図を理解できていないように思います。今回紹介した6曲には、全て当時の息遣いがそっくりそのまま残されています。では、懐かしいポップミュージックを聞いたときの不思議な気持ちは一体どこからくるのでしょうか?では自分が産まれてもいない時代の曲は?そんな気持ちを素直に歌い上げた曲が『ポップミュージック』なのです。

ところで、隠れている曲はまだあるかもしれません。洋楽などのフレーズを自身の楽曲に忍ばせることで有名な大滝詠一の有名な発言をご存知でしょうか。

ある人が大瀧に「あの曲は3つの曲からの剽窃ですね」と指摘し訊ねるたところ「その3つとあと2曲の5曲から出来てるけど、君は3曲しかわからなかったんだ」と大滝が言い返した。

大滝詠一 -Wikipedia


こんな風に、きっと見落としがあることと思います。新しく発見された方はぜひお教えください。

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